いとなみ研究室

Contents of Report

K&L's factory 発達支援ルーム くじらぐも

子どもの未来を創る仕事を探しているあなたへ。あなたの笑顔を本当に必要としてる場所が『くじらぐも』にあります

取材・写真

「先生!こっちこっち!」

施設の扉を開けた瞬間、子どもたちの明るく元気な声が響き渡ってきました。 さらに、室内には大人でもワクワクしてしまうようなカラフルな遊具たちが広がっています。

そんな様子を目にして、浮かんできた言葉は“伴走”。 ここにあるのは単なる“支援”ではなく、子どもたちが素の自分を見つけながら、先生や家族と一緒に成長していけるような環境です。

遊びを活用したサポートから家族支援まで、毎日楽しく子どもたちと向き合う児童発達支援施設「くじらぐも」。 ここまで子どもたちと向き合うことに熱中できる職場とは、いったいどんな場所なのでしょうか?

施設を運営されている古賀さんに、施設の特徴や想い、そして今回求人を出されるとのことで、求める人物像をお聞きしてきました。

「くじらぐも」ってどんな施設?

ーーまずは、「くじらぐも」がどんな施設なのか教えていただけますか?

古賀「大村市にある「くじらぐも」は、子どもの発達支援を中心とした個別支援母子通所型の事業所です。医療と福祉、その両方の経験のある子ども専門の作業療法士・言語聴覚士が中心となり、心強いスタッフチームで毎日楽しく支援を行っています」

ーー他の施設にはない強みはなんですか?

古賀「そうですね。「くじらぐも」にしかない強みは、やっぱりその“家族支援”に対する情熱です。お子様だけじゃなく、保護者様も一緒に遊び、学びあえるようなセッションの提供を心がけています。特に、医療現場では実現が難しかった「保護者様の声を聴く」ことにも力を入れ、1セッション45分をまるまる保護者様との時間に使うこともあります。これはまさに私たちだからできる支援のカタチだと思いますよ。“共感・協力・応援・提案”を大切に考えた家族支援の中で、保護者様と共に子ども理解を深め、子どもたちの「学びやすさ」そしてご家族の「育てやすさ」につなげていくのが、くじらぐもらしさなんです」

ーーくじらぐもの支援は、支援後の子どもの成長や、家とのより良い生活を見据えたものなんですね。とても可愛い「くじらぐも」という名前には、どんな想いが込められているのでしょう?

古賀「施設名の「くじらぐも」には、“大きなくじらのように夢や希望を膨らませ、みんなで未来へ行こう”という想いを込めました。子どもたちが夢や希望を膨らませる自由度はくじらのように大きく、私たちが子どもを支援したいという想いは全てを包み込む雲のようなものでありたい。その想いは施設運営にも自然に反映されていて、常に「みんなで子どもたちやそのご家族の未来が良きものになるように」と考えあっています」

「くじらぐも」で働く魅力│“遊び”を通した児童支援ってこんなに面白いんです

ーー実際に「くじらぐも」で働くと、どんなことが日々の業務になってくるのでしょうか?

古賀「日々の業務では、子どもたちとの遊びや支援活動を通じて、発達の向上を目指すのはもちろん、保護者様と共に子ども理解に向けた「気づき」を生み出すことを意識しています。また、保護者様との面談も定期的に行い、支援計画を見直していきます」

古賀「なかでも、子どもたちと目一杯遊ぶことが一番の業務です!施設内には、大型ブランコや木製の大型遊具、トンネル、トランポリン、ロッククライミングなど、とにかくたくさんの遊具があります。その遊具のほとんどが子どもたちの状況に合わせて高さや場所を動かせるため、公園や園庭で遊ぶことが難しい子どもたちに、遊びの本当の楽しさを提供しながら支援に繋げています」

 

ーー思い切り一緒に遊ぶことが、子どもたちへの一番の支援に繋がるんですね。

古賀「そうですね。でも、ただ遊んでいるだけではありません。遊びは子どもたちの脳を成長させるための大切な栄養!幼児期にその子にとって必要な遊びを提供することで成長に繋がっていくんです。施設内の遊具は、色や数の概念を学べだり、バランス感覚を養ったり、手足の力を鍛えたり、知的課題に挑戦させたりと、それぞれ子どもの支援に繋がる機能を備えているんですよ。その遊具の良さを学び、子どもたちの状況に合わせて遊びを提供していく中で見える、子どもたちの笑顔や成長がたまらないんです!」

ーー「くじらぐも」では、遊びを通してあらゆる方向から子どもたちの成長をサポートしているんですね。深い…。

古賀「ここまでサポートできるのは、医療の道を通ってきた私たちだからこそです。例えば、お産で、胎児が産道を抜ける際に背中に産道に触れると、抜けやすくするため無意識に背中をくねくね動かすギャラン反射というものがあります。通常は自然消失していくものなんですけど、帝王切開で生まれた子はこの反射を使う機会が少ないので、自然消失し切れず、後で問題になることもあるんです。そんな子には、遊びのなかでたくさん背中を触ってあげるんです。医療や福祉の知識を総動員して、その子に必要な支援をとことん考える。そして、それを遊びに反映させていきます」

ーー問題の背景をしっかり捉えたうえで、遊びの展開を考えていくと。これは面白い!こんな風に子どもたちと関わっていけるなんて、大きなやりがいを感じられるでしょうね。

古賀「そうなんです。これまで外では自分を出さなかった子が、私たちの前で感情を吐き出してくれたり、何より子どもやそのご家族の笑顔を見られる瞬間は、何にも代えがたいものだと感じます」

ーー子どもたちが安心して過ごせる場所なんですね。スタッフの皆さんが使命感を持って仕事に向き合っていらっしゃるのがすごく伝わってきます。

古賀「スタッフ間は非常に仲が良く、チームワークも素晴らしいですね。仕事に明るく前向きに取り組んでいるスタッフが多く、施設全体が常に元気で温かい雰囲気に包まれているので、新しく入って来られた方も働きやすい環境だと思います。加えて、スタッフ一人ひとりが「自分がこの支援にどう貢献できるか?」という意識を持って働いているので、日々成長を感じることができる職場です」

求める人物像

ーー仕事に熱量を持ったメンバーがそろっているんですね。今回、求人を考えられているとのことですが、どんな人物が「くじらぐも」には求められているのでしょうか?

古賀「とにかく一番に求めるのは、ポジティブに業務に取り組める姿勢です。もちろん専門的なスキルや知識があるにこしたことはないですが、福祉という仕事はそれだけで成り立つものではありません。何より「子どもが好き」「家族を支えたい」という純粋でポジティブな気持ちを持っている方なら、ここでの仕事に大きなやりがいを感じていただけると思います」

ーー近年は職場に成長の機会を求める方が多いと思いますが、キャリアアップを目指せる体制は整っていますか?

古賀「スタッフが自分のキャリアを築きながら成長できるよう、資格取得やスキルアップを積極的に支援できる体制を構築中です。実際に、日々の業務のなかで専門性を高めたいと感じ、自発的に資格取得に取り組んでいるスタッフもいます。支援の現場には日々新しい発見があるので、自分自身も学びながら、子どもたちと一緒に成長を楽しみたいと思っている方に来て欲しいです」

企業としての未来と想い

ーー最後に、「くじらぐも」の未来をお聞かせください。

古賀「少しでも多くの子ども、そして家族を支えたいという想いから、遊び場の増設や個室数の増加など、現在も施設拡張を進めています」

古賀「施設が拡張することで、新しいポジションや役割が生まれ、働く人にとってもキャリアアップのチャンスが広げられるでしょう。さらに、新しい設備や環境での仕事は、より快適で効率的な支援を可能にし、スタッフ一人ひとりが持つ成長の機会も増やせます。「くじらぐも」は、施設の拡張やスタッフ自身が成長することで、子どもたちへの支援にも良い循環をもたらす。そんな互換性を社会にもたらせる場所になっていきたいです」

ーー今後は大村市など、地域社会との連携も行っていきたいのだとか。

古賀「私たちは地域とのつながりを大切にしていて、特に大村市とはもっと連携を深めていきたいと考えています。児童支援という分野は、未来の地域作りにまで影響していきます。なので、私たち施設の力だけじゃなく、大村市の子育て支援や地域の活動に参加しながら、地域全体で子どもたちの成長を支える仕組みを作っていきたいです。「くじらぐも」はこれからも、支援を必要とする子どもたちに温かい場所を提供し、大村市と一緒に地域に根ざした支援を広げていけたらと思っています」


応募詳細

ーーそれでは、最後に応募方法について教えてください。


【 施設の特徴 】

●小児専門の作業療法士と言語聴覚士が作った施設です。

●感覚統合療法的支援・言語療法的支援を学べます。

●担当制ではなくチーム制で、お互いで情報共有し作戦を考え、みんなと「協力・応援・提案」しながら支援を高めています。

●個別支援・母子通所型の施設で、家族支援に力を入れています。

●保護者様ともやりとりをしっかり取ながら進めている施設です。

●一人ひとりがやりがいを持って働けるように、その時々に自分の目標がわかる「チェックシート」なども独自に作成しています。

●R7年8月新施設への移転により、新築で部屋も増えより支援がしやすい環境で働くことが出来ます。

●今後、保育園・小学校への訪問等支援事業の展開なども考えています。

●正規職員や管理職へのキャリアアップも考えれる施設です

 ●残業をなるべくしないようにみんなで意識し合いながら運営しています。


【 正社員候補求人(児発)】

■就業場所  〒8560806 長崎県大村市富の原2丁目906番地1-2 富の原2丁目バス停より徒歩9分

■雇用期間 4ヶ月以上6ヶ月(条件付きで更新有り:正職転換も含めて検討)

       更新or正職転換条件:業務量・勤務態度・制裁処分の有無・能力査定・経営状況により判断する

■マイカー通勤可

■必要なPCスキル  ・ワード・エクセル・パワーポイントを使った書面作成やメール対応など

■必要な免許 作業療法士・理学療法士・保育士・児童指導員など

■給与 182,000円 〜 270,000円

              資格手当:5,000円〜20,000円 (保育士:15,000円 OT・PT:20,000円 児童支援員:5,000円) 調整手当:20,000円〜60,000円

              処遇改善手当:5,000円〜40,000円 住宅手当:15,000円 配偶者手当:4,000円(扶養手当18歳未満の子:1人 2,000円)

■待遇     ・福利厚生 ・昇給あり ・賞与あり(年2回 計3.6ヶ月分)※正職転換後

      ・保険(雇用保険・労災保険) ・交通費支給(上限あり)

■就業時間  8:30〜17:30

■年間休暇日数 108日

■休日 週休2日制 日曜日の他に平日1日休み(シフト) お盆休み・GW(2〜3日)・年末年始12月29日〜1月3日 6ヶ月経過後の年次有給休暇日数:10日

■加入保険  ・雇用・労災・健康・厚生

■退職金制度 勤続10年以上で有

【 パート求人(児発)】

■雇用期間 1年:試用期間:6ヶ月(条件付きで更新あり)※正職転換も可能性

      更新or正職転換条件:業務量・勤務態度・制裁処分の有無・能力査定・経営状況により判断する

■必要なPCスキル 簡単なパソコン入力ができる方

■必要な免許 作業療法士・理学療法士・保育士・児童指導員など

■時給 1,000円 〜 1,050円 通勤手当:5,000円

■定年制有:一律60歳

■就業時間 8:30〜16:55

■週3日〜4日

■休日 お盆休み・GW(2〜3日)・年末年始12月29日〜1月3日以外の祝日は営業 勤務日数は週4〜5日週30時間超え勤務可能な方採用面優遇

■加入保険 雇用、労災

■退職金制度:勤続10年以上で有

 

 

その他の記事は下記からご覧になれます

くじらぐも

 

会社情報

会社名:
K&L's factory 発達支援ルーム くじらぐも
所在地:
〒856-0806 長崎県大村市富の原906−1−2
Tel:
0957-46-3396
Website:
https://masterpiece1689.wixsite.com/kujiragumo1689

Field of Research

すべてのレポート

業種別レポート一覧

ジャンル別レポート一覧

会社別レポート一覧