いとなみと聞いて何が浮かびますか。
会社の仕事。国のGDP。家庭での暮らし。
いろいろないとなみがありますね。
すべてのいとなみを構成する最小単位は、個人です。
この研究室では、個人のいとなみに着目。
時間をかけてじっくりとインタビューし、
丁寧に聞き記し、いとなみを「見える化」します。
インタビューという装置は不思議です。
インタビューというだけで
日頃の会話では出てこない質問が浮かんできます。
質問をされることで
自分の得意や強みに気づかされたり、
話をしていくことで
ビジョンが明確になったケースも多々あります。
話を聞いていると、
その人の人生に立ち会い、
ずっと応援してきたかのような気持ちにもなります。
気づけば、親友のように本音で対話していることも。
お互いに尊敬と緊張感を持って行われる
密度の高い対話。
その人の新たな魅力に気づいたり、
本当の気持ちがわかったり、
社内でおこなえば
意外なチームやプロジェクトの発足に
つながることもあるでしょう。
最小単位のいとなみを理解し合うことが
会社を、社会を、国を、世界を良くする。
そう信じて、いとなみを聞き記していきます。